女ひとり、土壁の家を建てる

40代会社員が土地を買って、分離発注で木と土の家を建てる記録

分離発注と職人の仲間たち、それから土地の埋蔵物(!)

このブログは家を建てる記録として始めたものですが、自分のことを知ってもらったり、いろんな方の記事を読むのも楽しいですね!

だからどんどん書きたいのですが、建築計画が遅れています。


なぜでしょうか!?

それは、設計が進んでいないからなのです( ´゚д゚`)アチャー

間取りも決まって図面を作成してもらっているところなのですが、建築士のT氏が別の案件に忙殺され、こちらになかなかフルに関われないとのことで。


しかし、当初急いでいないとは言ったけれど、私のほうで急ぐ事情ができてしまった。
それを伝えると、珍しく「申し訳ありません」という返事が返ってきました。

仕方ない。
急かして不完全なものができても嫌だしね。

自分の事情はどうにかこうにかすることにしました。
このあたりはまた別に書くことにします。


さて、建築事務所に依頼するときには何も考えていなかった施工業者ですが、たまたまここのやり方が分離発注という方式でやるということで、いろいろできそうだなあ、と思ったのです。

でも、自分で選べるというのはいいけれど、いろいろありすぎて難しいですよね。
結局はおすすめされるがままの業者になるんではないかと思っています。

それでもマージンがないので、安くあげられるところがGood Pointですね。(ただし、見積りや契約など、自分でやらなければいけませんよ)


大工さんは伝統構法ができるところ、そしてT氏との関係で安く請け負ってくれる工務店があるので、ここは決まりです。
T氏の腕を信じて私は契約したので、大工さんを選定する目は確かだと思っています。実績もあるしね。

あとは電気工事。
土壁の電気工事は大変なんです❗(数ヶ月前に知ったばかり🤣)
壁に穴を簡単に空けるわけにはいきませんからね。ここに線を通すと決めたらあれしてこれしてこうして…(詳細はよくわからない)
監理側と工事側のコミュニケーションが最も要求されるとのこと。
失敗しても後からは変えられないよ!
だから経験と相性は重要なようです。

そのほか大きいところは、基礎と屋根でしょうか。
これも君のお抱えのところにしてくれよ、ですね。


ところで、わたしが緑の多いところに移住したいことは、田んぼの仲間にも言っていました。
具体的に動き始めたとき、田んぼ仲間の一人が「自分も土地探ししてるから不動産屋さん一緒に行こう」と誘ってくれました。

不動産屋は悪どいから気を付けたほうがいい(不動産屋さんごめんなさい)、女の人ひとりだと甘く見られやすいからね(悔しいけどそれも事実)、ということで、ガードマン的な感じでしょうか?

行く先々で「どういうご関係ですか?」と聞かれるので、その友人が冗談で「愛人関係です」と答えると、相手はドン引きでしたね(笑)
もちろんちゃんと田んぼ仲間です、と訂正しましたよ。つーかそれセクハラじゃないすか?


買った土地も一緒に見に行ってくれましたが、安さが第一信条の彼は、高いよー(*_*) だって。
この広さで今の半額だったら、下に産廃が埋まってるんじゃないですかね?

実際は産廃ではなく、人が埋まっている可能性があります。
はい、事件ではなく、文化財のほうです。ここはそういう地域なのです。

【参考】
www.freedom.co.jp


不動産屋さんはネガティブ要素を片っ端から教えてくれたので、納得して購入しましたよ。
市街化調整区域だし、○○法の何条が適用されていたり、△△の調査区域だったり。
とにかくたくさんあって、役所へ書類出すの大変だなーと思いました。

まあ別の友人にも問題ないか見てもらってから契約しましたけどね😅

不動産屋さんも誠実で、とても好感がもてる方たちでした^^


土地購入ではあまり意見の合わなかった田んぼ仲間ですが、実はこの方、設備屋の社長さんなんです。専門はガス。
この人をKさんと呼ぶことにしましょう。

Kさんは仕事柄、ガスに関連の深い水道などの工事を丁寧にやってくれる業者をよく知っています。

なので、ここぞとばかりにユニットバス・トイレ・プロパンガス・給湯・ガスコンロ・水道・排水・浄化槽の設置工事をお願いすることにしました。

ユニットバスとトイレはKさんの会社で工事してくれることになり、プロパンガスは安い業者を探してくれました。
業界あるあるなんだそうですが、給湯器本体とガス工事代金をガス料金に上乗せしてして分割で払うことができます。
これは助かりますね。だって、ガス使用量が少なければ長い期間にわたって分割で払えるんだから。(一応10年とか15年とか期限があったかな?)

太陽熱温水器も導入するのですが、その工事代も上乗せにできそうです。

ガス料金の設定は金利分も含めての計算なのかもしれないけれど、太陽熱温水器入れたら、私ほんとガス使わないよ?ってくらいになりそう^^;

地域のほかのプロパン会社ではこんなに安くなかったです。


水道は井戸なので、井戸ポンプから先の工事と、排水と浄化槽一式をやってくれる業者を紹介してもらいました。
家の中はいいとして、庭が広いので、蛇口を設置するところまで引っ張ると長い!

配管の経路をどうするか、浄化槽をどこに置くかなど、業者との打ち合わせにはKさんが同席してくれました。というか主導してくれました。
私は何の知識もないので、これは大変有り難かった!

少しでも高かったり、技術的に変なところがありそうなら指摘してくれます。

業者さんは、施主の友人の設備会社の社長から仕事を紹介してもらい、成果物もKさんのチェックが入るのがわかっているので、打ち合わせではきちんと対応してくれています。
基本的にみんないい人たちです。


監理側のT氏からは、Kさんが一括で引き受けるのでなく、それぞれの業者と施主が見積もり・契約を交わすようにしてくださいと言われています。
(しかしまだ図面ができていないので、業者と設計側の打ち合わせどころか見積もりもやっていません)
はい、おっしゃっていることはよくわかるのでそのようにします。


が、全体をとりしきっているのはKさんです。さすがに悪いので「少しでもKさんにお金が落ちるようにしてくださいね」というと、それぞれの業者から分け前をもらうことはできるとのこと。ただその分見積もりを高くするようなこともしていないようなので、業者の取り分が極端に少なくならないよう、適正価格でやってほしいとお願いしました。(今はまだ、内々での金額確認段階です)


でもたぶん、お金がほしくてやっているんじゃなさそうです。
「まあ大丈夫だよ、こういうの首突っ込むの面白いし☆」だそうです。
確かに、仕事の関わりや個人の物件の参考にするのもあるのでしょうが、いろんな現場の施工例を見てまわっているみたいです。

分離発注の難関の設備関連がこのように進んでくれると本当に助かります。
持つべきものは友ですね!


あ、あと、塗装業の友人も田んぼ仲間にいるんです。
これの何が重要かというと、外壁の板張りに木材の保護材(ウッドロングエコ)を自分たちで塗らなければいけないのです。
建築事務所との契約で、そのようにしたのです。

費用を抑えるには、中間業者を抜くか自分たちでやる! これ、鉄則ですね。
塗り系は素人でも比較的やりやすいですし。

あと、建物内部の木の部分全体に柿渋と、フローリングには柿渋に加えて蜜蝋も塗る予定です。
これも自分たちでやる。

外壁と内部を合わせると、塗装はかなりの範囲になりそうです。

そこで、プロ(田んぼ仲間)にお願いしつつ、教えを請いながら、土壁と同じようにワークショップ形式でみんなでやろうかな、なんて思っています。

友人や田んぼ仲間は「やりたい~!」って言うでしょうね(笑)
私だったら絶対行きますもん。
土壁にいたっては、いつやるの?と早々と聞いてくる人もいます。
いやまだ図面が…(T_T)


しかしたまたま分離発注だったのが、こんなふうにいろんな人を巻き込んでいくことになるとは思っていませんでした。
すごくいい経験をさせてもらっているなあと思います。

工事が始まるのが待ちきれないですね。

だから、早く設計進めてね、Tさん!(^_-)


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うちの猫3匹ニャンの紹介

私の家族、3ニャンを紹介します。
(なまえはブログ上の仮名ニャよ)


長男のクロ 3歳

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黒猫、お腹に素敵なエンジェルマーク3つあり 。猫にも人にも超優しい、そして賢い!


次男の不思議ちゃん 3歳

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茶白のビビり、美声の持ち主。 行動や好みがちょっと変わっている不思議ちゃんヾ(・o・*)シ


末っ子のパステル 2歳

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パステル三毛の女の子♪ 野性的で強気なお嬢様✨ 猫より人が好きな、我が家の営業部長


みんな世界で一番かわいいです♥️

昔、実家にいた頃に野良猫が居着き、合わせて5匹ほど飼っていたことがあります。
またいつか猫と暮らしたいとそれからずっと願っていました。
実家を出て、一人暮らしを始めてもペット不可物件ばかりに住んでいました。
そして、今の長屋に引っ越すこととなり、家主も猫好きだったため、飼おうということになりました。


保護猫にすると決めていたので、早速友人と譲渡会に行きました。
それが3年前の7月。
このときの譲渡会は★子猫祭り★でした。

ここで生後3ヶ月の黒猫クロと2ヶ月の茶白の不思議ちゃんを見初め、我が家に来ることになったのです。


最初は怖がって陰から出てこなかったけれど、数日で部屋を探検するようになりました。

兄弟ではない2匹だけれど、仲良くやっています。
超ビビりの不思議ちゃんは、クロが部屋を探検したり人に懐いていくのをみて大丈夫だと思ったのか、真似するようになりました。

どうやらこの2匹は相性がよく、同士のようです♪

お互いの遊び相手になって、飼い主が不在のときも寂しい思いをすることはありません。


このままかわいい2匹とずっと一緒♪と思っていたら、その1年後にまたまたきゃわゆい三毛猫ちゃんと出会ってしまったのです!

このサプライズの出会いについてはまた今度紹介しましょう。

そんなわけで今、3匹のニャンたちと一緒に生活しています。
存在していることだけで幸せをくれる猫ちゃん。

新しいおうちでも一緒だよ!
(連れていく予定^^)

プロフィール画像を変えてみた

先日始めたばかりのはてなブログですが、いまいち使い方がわかっておりません。

ブログアイコンとプロフィール画像が違うということはようやくわかりました。

同じほうが認識しやすいのでしょうが、もしかしたら別テーマでほかにブログを開設するかもしれないですし。
それから、何も知らず、このブログを設定したときに黒猫(超かわいい)の画像をブログアイコンにしたんですよね。
背景の色合いと合っていたのと、エリザベスカラーが似合っていて超かわいかったので(親バカ)。


しかし、ブログサービスを利用してわかったのですが、プロフィール画像を設定しないと、スターをつけたり
コメントしたときなどに味気ないデフォルト画像=人の形になっちゃうんですね。

そんなわけで、超目立ちそうなものを適当に作ってみました。
ペイントで四角描いただけ!
とくにアフィリエイト等はやっていないのですが、少しは自分と認識してもらえるかと思って^^;

目立つだけが目的ですので、センスは二の次です。
でも、レインボーカラーは好きなんです。
ちゃんと表示されるか心配ですが、だめだったら修正してみましょうか。


今度は写真を載せたいのですが、無料版なのですぐに容量いっぱいになっちゃうかな?
とりあえずいろいろわかってきたら、PRO版にアップデートしたいと思います。

薪ストーブ導入計画

先に書いたとおり、これから建てる家では薪ストーブを導入する!と決めました。

新築の家につけるのだから、徹底的に使いやすい仕様にしたいと思いました。

幸い、調べる時間だけはありました。
家を建てるためにお金を貯めたこと10年…
その間に考えましたとも。


番役に立ったのは、このブログでした。
春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)


初心者(だけではないけれど)のためにお勧め機種の紹介、煙突や薪の乾燥の重要性を説いたり、炉台炉壁の作り方、メンテナンスのやり方などをかなり詳しく解説してくれています。

このブログの執筆者のかわはらさんは、かわはら薪ストーブ本舗という、千葉県にある薪ストーブ店のオーナー&設置施工業者です。
設置だけでなく、メンテナンスやコンサルなどで全国を飛び回っているプロ中のプロです。

ラッキーなことに、私が新居を予定している場所はかわはらさんのお店に比較的近く、迷うことなく購入と設置工事を依頼しました。

工務店やHMで家を建てている方も、薪ストーブは施主支給、工事も別というのが多いかもしれません。
私の場合は建築事務所が決まる前からここに依頼することを決めていました👍


かわはらさんには間取り決定の段階で問題がないかどうかも見てもらっています。

薪ストーブ本体は、イギリスのハンターストーブ社のAspect 5を導入することに決めました。
パークレイ ASPECT5(アスペクト5)|煙の少ない薪ストーブ

小さい家にぴったりの性能と大きさということと、デザインが気に入ったので♥️

もちろん煙突はお勧めの国産メーカーの二重煙突を採用し、チムニー+角トップで仕上げます。
角トップは煙突剥き出しより外観が洗練されていて好きです✨


薪ストーブを置くのは土間なので、きちんと耐熱防火の処理をするだけで、炉台という炉台は作りません。

土間には瓦のタイルを敷きます。
コンクリートでもいいやと思っていたのですが、炉壁のタイルを探していたときに↓こちらを見つけ、一目惚れしてしまったんですよね。
www.kamedani.com

炉壁には同じ石州瓦の小さめタイルを使います。
キッチンにも光沢のある別サイズのを使いたい!

この瓦のタイル、ちょっとお値段は張りますが、私が新しい家で一番実現したかった薪ストーブですから、妥協せずに使うことにしました♪

(私がこだわらないのはお風呂、洗面、トイレです😁)


薪ストーブ土間は玄関土間と繋がっています。ドアで仕切っていますが、薪棚へアクセスしやすいようにT氏が設計してくれました。
この作り、ものすごく気に入ってます!
実際使ってみたらもしかしたら改善点が出てくるかもですが、現時点ではベストな設計だと思っています。


炉壁は、薪ストーブの後ろは廊下との仕切りの壁になっています。
ここは空気層をはさんだ二重の壁にして、炉壁と壁を一体化させようと目論んでます。
かわはらさんのブログで紹介されていた方法です♪


そしてもう1つ重要なのが「外気導入」です。
薪を燃やすということは、酸素(空気)を消費するということ。

薪ストーブが本体に空気を取り入れる時、かなりの量を吸い込みます。それが部屋の中の空気だったら、家の隙間から薪ストーブに取り入れられた分の風が入ります。当たり前ですね。
換気扇と同じ原理です。隙間がなければ家の中はかなりの負圧になることが予想できますね。

うちは関東なうえに土壁にするので、寒冷地仕様のような高気密高断熱の家になりませんが、それでも昔の家に比べたら格段に気密性は高いはずです。

ですから、外気導入(薪ストーブ本体にダクトを繋ぎ、外の空気を燃焼に使うこと)をすることにしました。これにはT氏も同意です。

ダクトの配管ルートについては、専門家と建築士の意見が分かれています。T氏案がシンプルで合理的なのでそれを希望しますが、かわはらさんと直接話し合ってもらう予定です。


で、肝心のお値段は…やはり高い!(>_<)
ストーブ本体で35万円、煙突一式7~80万円、工事費15万円程度。
100万は余裕で越えます(キャー😆)

もっと安い部材にすることもできますが、それじゃあワクワクしないんです。

いいものを長く快適に使っていい気分になりたいんです!

(お金持ちでもないのに昔からこんな感じで、我ながら自分に呆れる(--;) 折りたたみ自転車とか登山グッズも無駄にいいやつ買ってた…)

そんなわけで、この家ができたら冬は薪ストーブのまわりにみんな集まって過ごすことでしょう(*´∀`*)

にゃんたちと暖かいストーブの前で団らんすることを夢想している日々です。

エネルギーも自給したい

食の自給に手をつけ始めたところで、他にもできることを考えてみました。

生きていくうえで欠かせないもの、それは火・水・電気です。もっとちゃんと言うと、エネルギーですね。水はエネルギーではありませんが。
他にも衣類と住居が必要ですが、それは後回しとして。

昔の人はかまどでごはんを作り、囲炉裏や火鉢などで暖をとっていたはずです。

現代は都市ガスに電力会社からの電気、上水道で簡単便利に暮らせます。

これはこれでいいのですが、災害が起きたときにお手上げです。もちろん、日本人ですから私も含め皆何かしらの対策はしているでしょう。

災害への心配以外に、国や独占(寡占?)企業に頼りすぎるのが、なんだか居心地が悪いのです。

せめて、非常時だけでも自分たちだけで乗り切れるくらいのリソース(知恵と物資と人脈)がほしいなあと思うようになりました。

じゃあエネルギーの自給はどうやってできるんだろう?

そんな時、出会ったのが「薪ストーブ」です!
農的生活を夢見て田舎暮らしの雑誌か何かを見てたとき、薪ストーブの記事がたくさんあったんですね。

早速ネットで調べてみると、いろんな業者がいて、沢山の個人ユーザーがブログをやっていて、毎日毎日読んでいました。ていうか今でも巡回しています(笑)

木を燃やしてエネルギーにする、こんなシンプルにできるのって素敵だなぁと思いませんか?
もともとエアコンの風が嫌いだった私は石油ストーブ派でしたが、火を直接見ることができる薪ストーブをどうしても使ってみたいと思うようになりました。

そして、いつか田舎に家を建てて薪ストーブを導入することが夢となりました。

農的生活をするだけだったら借家でもいいし、今みたいに都会に住んで週末だけ田んぼに行く生活でもいいけれど、薪ストーブは借家には入れられないし、家が密集した都会では使うのが難しいです。

薪ストーブを焚くためには薪も必要で、薪を置く場所、薪割りをする場所も必要です。

よし、こうなったら田舎に土地を買って家を建てるぞ!
かくして私の家建築計画は10年前に始まったわけてす。

とりあえず決めたことは、冬の暖は薪ストーブでとる!だからお金を貯めるために頑張って仕事しなきゃ(>_<)


薪生産は森林破壊だと思われる方もいるかもしれませんが、森には間伐が必要です。その間伐材を昔の人はうまく利用していたわけですね。

今、森が荒れていると言われています。
林業が大規模になって一気に伐採するようになったこと、昔のように定期的に手を入れて間伐することがなくなったことが原因のようです。

薪ストーブを使うことで、少しでも森の健全化につながればいいのですが、そんなに簡単なことではないと思います。

そもそも、林業に携わる人が減少していること、輸送コストが高いことなど、問題があるのです。

私は森が好きなので、林業に関わることができないかと調べたことがありました。
そうしたら、やっぱり自分には難しいと実感しました。だって、大規模林業は完全に男の世界😅
私のような者の出る幕はない!(パワハラセクハラすごかったって聞くし(TдT)

建設業では女性の活躍が目立ってきていますが、林業はまだまだのようです。

そんな中、自伐型林業というものがあると知りました。
自伐型林業とは、「採算性と環境保全を高い次元で両立する持続的森林経営です。参入障壁が非常に低く、幅広い就労を実現します。」(自伐型林業推進協会HPより)
女性でやっている方もいるようです。

林業をやる勇気はなかったのですが、「自伐型林業フォーラム」に参加することにしました。

会場は満席で、男の人が8割以上でした😅
自伐型林業のやり方、現行林業の問題点などの解説を中心とした内容でした。

質問などを聞くと、本気でやりたい人の割合が結構高いのではないかと感じました。

参入障壁が低いといっても、それでも私には無理だと思う点がいくつかありました。

初期費用(2~300万円)捻出が大変なこと、バックホーなどの機械の操作、搬出するときにワイヤーを張ってウインチを使用するなど、面白そうだけど習得に時間がかかること、素人の自分では危険な作業であることが予想されました。

林業に労災が多いのもうなずけますよね。

それでも、個人できるという利点は大きく、本気の人ならできると思わせてくれる素晴らしい形態です。女性でもがんばっている方がいるようです。

なんといっても環境を破壊しないどころか守ることにつながるっていうのがいいですね!

私は、がんばっている方が生産する薪または玉切り材を買うことで貢献したいと思います😅

薪割りをする日が待ち遠しいです♪
ちなみに、建築予定地のお隣さん宅には薪がたくさん積んであります。
煙突が見えないけど、何に使うのだろう。
これからストーブ導入するのかな?
共通の話題ができそうですね。

さて次回は、薪ストーブ導入計画についてです。

田んぼやってます

なんちゃって自給自足への第一歩、主食の米作りをしています。

20代の頃からでしょうか、あまり国や他人に頼らない生活をしてみたいと思うようになりました。

自主独立の精神をもっている人が好きで、自分もそうなろうと思ったからかな。

自給自足といっても仙人みたいな生活は無理だし、とりあえずできることをやってみよう!と思い、食べるものから始めようと菜園を貸してくれるところを探し始めました。
それが今から15年以上前の話です。

でも、私は今の家に越してくる前からずっと都内に住んでおり、近場で畑をやるなんて無理でした。
区で貸し農園もやっていたけれど、数百倍の倍率でとてもじゃないけど受からない(ToT)

そこで、近県に対象を広げてみたところ、とても興味深いグループを発見しました。
これが10年前。

食の自給をテーマに活動しているグループで、米作りを中心に教えてもらえるとこのと。

会費はかかるし、ちょっと遠いけど、代表の方が私と1歳しか違わないことが後押しとなり、とりあえず話を聞いてみることにしました。

グループの集まりに行ってみると、かなりお歳を召した方ばかりいらっしゃる…
私が最年少、ひよこちゃんみたいな存在でした。

前年に始まったばかりで、メンバーはまだ10人もいない。
ちょっと緊張したけれど、入会することにしました。

ここから私の田んぼ生活が始まりました。
今ではライフワークみたいなものです。

10年の間にグループの拠点がいくつもでき、人数は10倍以上に!若い人もたくさん^^

初年度メンバーで今も活動している人は残念ながらなく、私が最古参メンバーのひとりとなりました。

ひよこちゃんだった私は、今では教える立場に。

ここで学んだことは、自給自足といっても人は一人で生きられないということ。
米作りを通じて、共同作業や助け合いがとても大事なんだと身をもって知りました。

グループに参加してくる人は似たような価値観の方が多いですね、やっぱり。
面白い人が多く、普段の仕事では出会わないような人との繋がりができました。

新しい家ができたら、田んぼの近くになるので、さらに農的生活が期待できそうです。

今わたしが住んでいるところ

私は現在、都内に住んでいます。
友人の家の一部屋を借りています。
友人と友人のお母さんが家の主で、一緒に住んでいます。あ、猫3匹も。
キッチンやトイレなど共用なので、ちょっとだけ気を遣います。

ターミナル駅から数駅行ったところですが、そのターミナル駅からも歩いて25分くらいのところなので、よく歩いて帰ります。

商店街もあるし、駅からすぐ側の、すごく便利な立地です。

ここは普通に借りたら結構家賃は高いと思うのですが、そこは友人価格、かなりまけてもらってます。

昔は宿場町として栄えていたところなので、商店街にも古い建物をよく見かけます。
そういう我が家(友人の家だけど)もとっても古いです。
5軒連なる長屋で、その一番端っこ。もともとはもう1軒隣にあったそうなのですが、そこだけ解体して一戸建てになったそうです。

友人のお父様&お祖父様(二人とも故人)が職人さんで、その長屋はいろんな職人さんが住んでいたようでした。

お父様の介護のためにリフォームをした際、私も手伝いました。特に片付け。
高齢者にありがちな、物をとっておく癖はここでもありました!
古い新聞雑誌、お祖父様の仕立てた服(高そう)、食器やらなんやら、お宝がザクザク♥️

これ売れるんじゃね?というのがたくさんあったのに、とにかく急いでいた友人は、全部処分してしまいました…。

解体中に普段見られない壁の中を見たところ、なんかものすごく古い…昭和というか戦時中みたいな雰囲気。
そういえばお風呂もなかったし(銭湯利用)、床下に埋められた井戸もあり、なんか歴史を感じましたわ。

友人が登記を確認したところ、なんと、明治に建てられたものだとわかりました!
これには友人もびっくり( ゚Д゚)

何回か増築やリフォームを繰り返し今に至るそうです。

リフォーム時にお風呂を作り、耐震補強して断熱材も入れて今は普通の小さい長屋のおうちです。

お隣さんは建具屋だったようですが、今は人が住んでおらず、アンティークショップになっています。
隣は全く手を加えていないので、ものすごいレトロな雰囲気で、アンティークショップにして正解ですね。

ここに越してきて3年になりますが、とうとう自分の城を構えることとなり、お別れするのがちょっと寂しい気分です。
まあ出来上がるまであと1年かかるので、それまでここの生活を楽しみたいと思います♪